知足庵屋根裏コンサート

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「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
5代将軍徳川綱吉の時代のイタリアで生まれた「ピアノ」の本名がこれだった
「強弱をつけることのできるチェンバロ」・・じゅげむみたいに長い名前だ
それが省略されて・・「ピアノフォルテ」となり・・
やがて「ピアノ」になった1700年代の初めのころのこと

してみると・・バロック音楽を聴くなら・・
チェンバロでなきゃぁ・・でもある
バッハは・・
ピアノを見たことはあるが・・弾いたことはないのだから・・
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今年の新年に・・
同じ古楽器のヴィオラ・ダ・ガンバに触れることのできた「知足庵」で
先週の日曜日にチェンバロのリサイタルが開かれた
ヴィオラ・ダ・ガンバ
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主催のN夫人は・・私の陶芸教室の生徒さんでもあるが
チェンバロ奏者でもあって・・
彼女の先生が・・副島恭子さんというわけである
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この屋根裏に置かれたNさんのチェンバロは
ドイツ・メカの楽器だそうだが・・
実に繊細な音色で・・とても魅力的
日本の代表的なチェンバロ奏者に手に誘われて
しばし・・300年前の宮廷サロンを楽しむことができた
by kamadatetsuya1017 | 2008-05-16 00:56 |
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