昨日のもカメラなら これもカメラ
多分70年くらいの隔たりしかないのだろうに
何という進化・・
ライト兄弟の双葉飛行機とジャンボの差みたいだ
このカメラに関して
私に解っていることは殆どない
ただ我が家に伝わって残されているだけ
少しは知りたくて
中古のカメラ屋さんに電話してみた
「レンズは?」
「どうやらカールツァイスって・・読める」
「Compur・・ってあるけど・・」
「あぁ それはシャッターかな」
「一度機会があったら持ってきてみてください」
口ぶりでは
どうやらクラシックカメラとしては興味があるらしい・・
折りたためば煙草二つ分くらいの大きさ
蛇腹を広げ 後ろに乾板を差し込む仕掛けのようだ
絞りとシャッターだけで・・・何とも単純だが
たっぷりとした存在感がある
宮廷貴婦人のスカートみたいな蛇腹を潜り抜けて
光はゆっくり乾板に焼きついたのだろう
セピアの画像のセピアな時代・・
時代はめまぐるしい・・