第55回日本伝統工芸展初日

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朝いちばんで・・桃次郎の散歩
シャワーに入ってから・・「自作自食」のかまだ食堂

昼前に日本橋三越に着いた
この展覧会・・相変わらずの人気
初日からにぎわっている
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裏正面とでもいう辺りに・・私の大鉢があった
正面の柱の向こうがエレベーターというわけだ

夕方まで在廊していたが・・
大勢の知人にご来廊いただいた
いつものことながら・・ただただ感謝である
見てくださる方がいて・・作品は育つ
いつもそう思って制作してきた
『育つ』のは・・作品でもあるが・・
作者もまた同じなのである

・・特筆すべきは・・
私の大鉢・・初日にして・・
お買い上げの赤ポチがついた

『注文しようと思ってたけど・・折角だから
記念に入選作を買い上げることにします・・』と・・
そうおっしゃっていただいた・・感激である

気に入ってお買い上げいただける・・
プロとして・・これにすぐる名誉はないのである
# by kamadatetsuya1017 | 2008-09-23 20:46 | 陶芸

切ない・・私

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「もしもし・・あのぉ~応募作品を搬入する前に
予備申込のハガキを出すことになってましたよね・・」
「はいはい・・そういう規定になっています」
「どうやら・・そのハガキが入ってなかったみたいで
申し訳ないけど送っていただけますか・・?」

募集要項の入った封書が送られてきてはいたが
去年は確か入っていたハガキが見当たらない
そこで事務局に電話したというわけである

「もしもし・・○○さんですよね・・」
「そそ・・○○です・・」
「あのぉ~~もうお返事いただいてますよ
出品参加って・・書いてありますから・・」

・・・・・・ショボッ!!
あぁ~~とうとう来たかぁ
愕然・・悄然・・奈落の底・・慨嘆に涙す・・である
全然記憶にないのだ

事務局曰く
「要項をお送りしたらすぐに返事いただいてますから
時間がたって忘れちゃったんでしょ・・オホホ・・」
まぁ・・その時間の長さが救いで・・
彼女は・・そう言って慰めてくれたのだ

こんなこともあろうかと・・
不安に怯える日々でもあるから
しばらく前から・・
この壁の如くに返信や出品の予定のある手紙類は
こうして壁に貼ってある

毎朝この壁を見て横のドアーから
工房に降りるのが日課だから
眺めて忘れないように心掛けてはいる
10年ぶりに手帳に予定を書き込むことも復活させた

それでも・・こうしたことは起こる
切ない・・私・・なのである
# by kamadatetsuya1017 | 2008-09-20 21:55 | 未分類

てつ56 一致団結 (94/569)

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今だから・・
この国に優れた指導者がいてほしい
きっとみんなそう思ってるに違いない

大騒ぎしてるけど・・
どっか的外れみたいな気がしてしょうがない
だって・・総理大臣になるには
こんなに深刻な時代は少ないはずなのに
みんな何やら嬉しそうな顔してる

総理大臣になって何をするかよりも
総理大臣になることが・・目標だからかな

大学に行って何を学ぶかよりも
大学に入ることが・・目標・・
似てるなぁ・・これも受験戦争のつけかも
# by kamadatetsuya1017 | 2008-09-13 01:17 | ことば

高校生クイズ選手権

何気なくテレビのスウィッチを入れたら
「高校生クイズ選手権」を放映していた
第28回・・とあるから28年になるんだろう
過去に見たことがあるような気もするが・・うろ覚えだ
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準々決勝あたりだったように思うが
何と・・我が母校が残っている
「開成」って文字を見た途端に・・卒業生は
一瞬でそれぞれの時代にタイムスリップする
だからいい年をして・・血が騒いだ

まぁ・・問題を聞いていて
正解どころか・・かすりもしない
現役:OB 今:昔 秀才:鈍才・・
彼我の差はアンドロメダほどの距離らしい
衰えゆく記憶力に怯える日々だから
このギガ級の記憶装置には・・驚愕するばかりだ

決勝まで残って・・母校は破れた
「・・マルクス・アウレリウス・アントニウス・・」
ローマ帝国五賢帝の最後の名前を正確に答えて
東海高校が優勝した
うれし涙する気持ちがよくわかる
聞けば・・7000校の頂点に立ったのだそうだ

豊かな知識が・・人生の邪魔になることはない
しかし・・
その『知識』をどう生かすかの『知恵』は・・これからだ

クイズの問題の中にもあった
「コギト・エルゴ・スム」・・デカルトの言葉
つまり・・我思う ゆえに我あり
クイズ王で終わらぬ人生を・・

写真は・・母校の校旗
剣の上にペンが乗っている
The pen is mightier than the sword・・ペンは剣よりも強し
卒業以来50年あまり・・忘れたことはない
# by kamadatetsuya1017 | 2008-09-05 22:11 | 未分類

てつ56 国益 (93/569)

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大根役者の特色は・・
楽屋でなら・・名優だってことだ

今夜あたり・・テレビに映る永田町
舞台では精彩のない役者が
生き生きと動いている

そこが楽屋だってことを
知ってるのかなぁ・・?
# by kamadatetsuya1017 | 2008-09-04 22:15 | ことば

里山(986/1001) 2005/11/27記

2005年12月12日に
エッセイ『折々の折り』は
1001夜を達成して休筆した

爾来2年半・・思いたって時々読み返す
連続更新を維持する苦しさに
眠い目をこすって喘いだこともある

今でも・・今だから・・
このブログに転写して
復刻させてみたい話題もある
そんな試み・・を始めてみた


              欧州の田舎のようなたたずまい・・この建物と芝生の庭の中に
              私の幼年期の懐かしい思い出がイッパイ・・今でも・・ときどき訪ねます
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広辞苑を見ても「里山」という言葉は見当たらない
結構身近かな言葉のように思えても
決して古い言い回しではないのかもしれない
正確な定義はわからないが
自然に恵まれた牧歌的な農村風景とでもいったらよいのだろうか
 
その里山に身を置くというのは
今ではひとつの旅である
自然を求めて・・ひとは特別な思いを馳せる
もとをただせばそれしかなかったのにである
都市生活とは・・里山と対極にある風景なのだ
 
ひとが優しさを失いつつあるような気がしてならないが
それはことによるとあんなに豊かにあった里山を
機能と利便のサイエンスのために供え物にしてしまったからじゃなかろうか
 
山は特別な休暇をとって登るものであり
川は泳いではいけないプール・・
林があればそれは公園であり
花は花屋さんで買うものになってしまった
とりわけ都市生活者にとって
自然はいつの間にか季節ごとに差し替える床の間の絵のようだ 
離れて見ることはできても
その懐に抱かれることのない高価な掛け軸である
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30万坪の庭に・・
無造作と思えるほどに無数の花が咲き乱れ
その無造作の中に身体を埋めて
日がな細やかに手入れをする老女 
既に90歳になろうとしているが
花の中にいれば齢をとることも忘れているようだ
 
長い冬も決して雪かきをしない
怠けているのではない 
花々は・・雪のお陰で地の下に暖かく守られているから
無闇にかいてはいけないのだそうだ
花を眺めるなら都会でもできる・・しかし
花を愛するなら・・
ひとは地に根を下ろした花の中に住まねばならぬ
優しさは・・花を眺めるだけでなく
花と一緒に暮らすなかで芽生えるものに違いない
この老女の生き方はそれを教えてくれているようだ
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世界的な絵本作家ターシャ・デューダの生き方は・・まさにその手本
「生きる上で大事なものは・・・時間と手間のかかるものなのです」・・と彼女は言う
その時間と手間の省略のために一喜一憂してきた科学への
痛烈な皮肉のように聞こえて・・
実は・・科学の可能性への大きな示唆を含んでいる 
つまり・・科学もまたその進歩に時間と手間を惜しんではならないのだ
 
科学が大事なものであるなら
それはひとを大事にするための手段でなければならない
だから時間と手間を惜しんではならないのだ 
ひとが優しさを失いつつあるのは
科学がひとを大事にしようとしないからである
だからひとは里山に旅をして・・その懐に抱かれて癒されるのだ 
 
「私はひとりで暮らすのが好き・・ひとと一緒が苦手だから・・・」
90年の半分を不便を友にして里山でひとり暮らしをしてきたターシャが
花や絵本を通して最もひとや生きものに優しいこころの持ち主だということは
・・それこそなんと言う皮肉だろう・・
バーモントの春の・・その花の群れ咲く彼女の庭園は
まるで神の庭のようだ・・2005/11/27記
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今年の6月・・ターシャは
家族や親しい友人に囲まれて
ターシャの庭のように
花〃の咲き乱れる神の花園に旅立った
バーモントの秋は・・寂しそうだ


折々の折り 1001夜・・(2005/11/27)長いけど・・お暇があったら是非・・
# by kamadatetsuya1017 | 2008-08-31 02:12 | 折々の折り

今年も入選できましたぁ~~!!

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陶芸を始めてすぐのころ・・勉強にと思って
この展覧会に出向いたことは何度もありました

そして・・いつでもこの展覧会は
雲の上の展覧会なのでした
手も届かなきゃ・・歯もたたない
そんな思いで図録を購入し
夜な夜な眺めては・・溜息をついていました

あれから10年余
去年に続いて・・今年もまた入選を果たしました
人生に何が起こるか・・やっぱりわからないものです

いつだったか・・プロ野球のニューフェースが
試合に出た後のインタビューで
「去年まで・・テレビでしか見たことのなかったスター選手と
一緒に同じグランウンドに立っているって・・
とっても不思議な気分でした」
そう言ってたのを思い出します

全く同じ気分とでも・・10年前の雲の上に
私の作品が並ぶのですから・・

今朝の新聞に・・今年も
私の名前を見つけて入選とわかりました
何度味わっても同じことですが
この幸運は飛び上がるほど嬉しいものです

通ったこともうれしいのですが
通ることによって・・
次にどうすればよいのかも
おぼろげながら見えてくるのが
もっとうれしいのです
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今朝の新聞の話題は・・この4人のアスリートたち
百分の一秒を詰めるために払う努力には
壮絶なものがあります

負け続けていては・・どうしても掴めない
「何をなすべきや・・」が・・このメダルから
将来につながってゆくに違いありません

ここでも「幸運」がもたらしたものを
大事にすべきだと思うのです
# by kamadatetsuya1017 | 2008-08-23 22:10 | 陶芸

てつ56 脚 (92/569)

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頭はクレバーだったのに
歩けなくなって数年・・
94歳で親父は死んだ
「オレって・・死に方忘れたみたいだ・・」
歩けたころの口癖だった

息子の私は・・
10数年前・・アキレス腱断裂
去年・・腰部ヘルニアの手術
今では・・左脚を少し引きずっている
だから・・
歩くのが少し億劫でもある

でも・・歩くぞぉ~~!
# by kamadatetsuya1017 | 2008-08-22 00:36 | ことば

てつ56 肩の荷 (91/569)

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恥の文化って・・日本人の美徳だと・・
ルース・ベネディクトが蘇ったとしたら
今の日本をどう書くのだろう

『恥』・・何をもって恥とするのか
それさえも・・はっきりしないほどに
恥をどこかに置き忘れてきたみたいだ
# by kamadatetsuya1017 | 2008-08-17 23:53 | ことば

てつ56 ためらい・・(90/569)

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許せないものが多くなって
世の中・・ギスギスしてきた

好意・・ひと皆
お互いにこれをもって生きるために
どうしたらいいんだろ・・?

人間同士が・・
きっと遠いんだろなぁ
# by kamadatetsuya1017 | 2008-08-14 00:09 | ことば