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久しぶりのセカンド・・

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木漏れ陽の差す小径
深い木立に
幼かった吾子たちの
賑わいが蘇るみたい
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我が家の前の・・この小径
やがて葉が落ちれば・・
冠雪の富士が目の前だ
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我が家につながるこの道から
富士をさえぎるものはない
春はよもぎ・・秋はススキ
夏アザミの荊さえ愛おしい
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ただ広々としたこの大草原を
かつて放牧の馬が走ったが
近頃は見かけない・・
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陶芸に転じる前・・
大抵の週末はここで過ごした
子どもたちは幼く・・
私も妻も・・仲間たちも若かった

居心地の良い場所・・
それを『昴』ともいう
青白き頬のままで・・
そういう日々がここにあって
やがてみんな巣立っていった
さらば昴よ!・・今はとても静かだ

久しぶりに来て・・しかし
ここは・・やはり私の昴のようだ

てつ56・・more(80/569)

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by kamadatetsuya1017 | 2007-08-30 00:27 | 自然

ほおづき

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朝顔の花を見つけて・・
ほおづきを思い出した
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お盆が済んで・・
花屋さんの店先きで
タダみたいに売られてた
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真っ赤な袋の中の・・
乾いた青臭さ
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袋を破くのを・・ためらう
少女の口の中で鳴った・・
あのキュッという音が懐かしいから
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久しぶりに耳にした蝉時雨
あの夏の日・・戻らぬ日々
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てつ56・・more(79/569)
そう言ってくださる方がいて
復活することに・・


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by kamadatetsuya1017 | 2007-08-24 23:12 |

石井画伯の贈りもの

臨時ニュース
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昨日(8/21) 
朝日新聞の地方版で各県の『第54回 日本伝統工芸展』の入選発表がありました 
とうとうやりました!!・・入選しました(笑)

春の『伝統工芸新作展』に続き 本選にも通れたわけです
激痛の入院の褒美だとしたら・・こんな嬉しいことはありません
陰日なたに応援してくださった方々に・・こころから感謝です

少し詳しくは・・桃青窯696

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少し体調が戻ったら・・この絵を・・
富士山麓のセカンドに運ぼうと思っていた

スペインのフェレイローラ村に庵を編む
石井画伯の作品である
彼のことは・・
このブログのカテゴリー『人』で何度も書いた

南総館山のもうひとつのアトリエを訪ねたのは・・5月
それから幾ばくもなく・・入院する羽目になって
その日は・・今日まで延びてしまった
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そんなわけで・・
去年の10月以来のセカンド・・
窓も扉も全て開け放って
よどんだ空気を入れ替えた
猛暑の夏だが・・ここには自然の冷気がある
だから・・エアコンはまだなくて済みそうだ

お気に入りのソファーの背面が・・
この家のギャラリーとしては特別席にしてある
最初からピクチャー・ランプを据えつけておいたのも
それらしき待遇のため・・とも
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今までは・・傲慢にもここには私の絵を置いていた
こんな具合にである
何点か・・個展で購入した絵もあるのに・・

でも・・石井画伯の作品だから
ためらうことなく・・席を譲ることにした
半世紀もの遥か昔
お互いに・・青雲の志を抱いて
同じ校門をあとにしたが

めぐりめぐって・・
一枚の大皿が彼のアトリエに飾られ
一枚の絵が・・ここにあるとなれば
どう遇するかは・・とても大事なことだ
それこそ・・友情そのものだから

置いてみたら・さすがである・
私の絵よりはるかに収まりがいい
まるでこの壁を計算したみたいではないか
スペインの底抜けに明るい光りが・・風に揺れる

そろそろ・・彼もまた日本に戻る頃合のはずだが
ここに招いて馳走できるほどに
かまだ食堂のメニューを勉強しておかねば・・である
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どうせならと・・昨晩遅く独り車を走らせ
明け方には本栖湖に着いて・・夜明けを待った

夏の富士は・・スッピンで目覚める
晩秋からのあの冠雪の装いに比べれば
いささかフォトジェニックに欠けるが
独峰のシルエットは・・孤高の美とでも・・
by kamadatetsuya1017 | 2007-08-21 00:09 |

インペリアル・バイキング

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そもそも話の成り行きはこうだ・・昨日のこと
「お使い物のことでカラカラに行ってこようかな・・」
朝食を摂りながら・・妻がそう言った
輸入タオルのカラカラ・・帝国ホテルの中にある
なら・・ってことで・・電話で予約して
インペリアル・バイキングで昼食と決まった
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このところ・・かまだ食堂で
シェフ自習している私としては
たまには村上信夫君(恐れ多くもだが・・笑)伝来の
味付けも食ってみるか・・と妻を乗せて
メチャ暑い日差しの中・・日比谷めがけて走った

そもバイキングと名づけた食べ放題・・
これって・・帝国ホテルが発祥である
老舗の面子・・村上総料理長のプライド
流石といえばさすが・・だが
病みあがりのわが身なれば
いかんせん量ははかどらない
手をつけられないメニューが沢山あったのは無念
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久しぶりのカラカラも
歩いてみれば・・タオルのおもちゃ箱
トロピカルな色彩に圧倒されるが
新作食器のヒントになるまいか・・
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これ見てて・・そそ思い出した
私は高校時代・・バレー部の所属だったが
2年後輩に・・武○君がいた
彼はこの帝国ホテルにずっと勤務していた

少し若いころには・・随分と重宝で
何やら大きな会合を・・となると
彼の世話になったものだ
何しろ・・
この大きな老舗ホテルの宴会担当部長だったのだ

時代のせいもあるかもしれないが
10年ほど前・・彼が先頭切って営業してた実績は
今では遥かに及ばず・・伝説になっているらしい
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しかし2年後輩となれば・・もうリタイアの年齢
バイキングを食べながら・・
少し年配の支配人風のウェイターさんに
それとなく訊ねた
「あぁ・・武○ですか・・ホテル本体からはリタイアしましたが
今・・当ホテルの子会社の社長していますよ
間違いありません・・かつて私の上司でしたから・・笑」

フロントからの社内電話で・・
ロビーまで出てきてくれた
「いやぁ~~今日は休日だったんだけど
たまたまチョッとトラブルがあったりして
急いで出てきたとこなんですよ
いいタイミングでした・・」

多分10数年ぶりの再会である
僅か2歳違いとは思えない若々しさは
天性宴会好きで・・その天性の故に
伝説を生んできた男の華やかさに違いない

「家内が・・やきもの大好きで・・目がないみたい・・」
そか・・顧客名簿に組み込まねば・・メモメモ

カラカラ・・妻の一言から・・
これまた思いがけない
懐かしい再会を果たすことができた
by kamadatetsuya1017 | 2007-08-17 09:13 | 食べ物

かねてから気になってたことを・・

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かねてから気になってたことだけど・・
どうして・・カレーハウスのメニューに
「カレー・パスタ」ってないんだろ?
どうして・・イタリアン・レストランのメニューに
「カレー・パスタ」がないんだろう?
寡聞にして・・私の知ってる限りでは
見たことも食べたこともない

イタリアとインドが不仲だった・・聞いたことがない
オリンピックの入場行進だったら・・同じイニシャル
並んで歩くくらい・・お隣りのはず

第一・・カレーもパスタも大好きなニッポン人のことだ
どうしてこのふたつをコラボしないんだろ?
かねてから気になってたこと・・である

そこで・・我が「かまだ食堂別館」で・・
試してみることにした
ちなみに本館は・・かまだ食堂に・・

シーフード・カレーあたりがイタリアン向きかと思ったが
買い置きの食材を優先することにして
今夜は・・チキン・カレー・・である
ホールトマトを使ったり
チラリとデミグラス・ソースやヨーグルトを・・

結果・・いけるではないか!!
結構沢山作っちゃったから
明日は・・ライスで食べてみよう

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つけ合わせは・・
完熟いちじくの生ハム包み
近所の農園で・・その日の朝の収穫を売ってくれる
メロンを包むのもポピュラーだけど
私は・・イチジクの方が好きだ

少し青臭い甘さと・・生ハムの塩味が重なって
何かを思い出してしまいそうな・・
そんな少年時代が・・笑

ところで・・
この記事をアップしてから
まてよ!・・ネットで調べてみましたら
パスタとカレーのキーワードで
結構沢山の記事があることがわかりました
やっぱりねぇ~~笑

by kamadatetsuya1017 | 2007-08-14 20:07 | かまだ食堂別館

ジャズ・ライブ

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メールが届いていた・・
退院して間もなくのことだったが・・ジャズの誘い
隣り町の・・こじんまりとしたライブ・ハウス
初めての店で・・昨晩久しぶりに
武藤晶子さんのピアノ・トリオを聴いた

一緒に音楽活動してた時代は・・遥かに遠い
彼女の指が・・鍵盤に触れるたびに
タイム・トンネルを音楽が走る
揺らぐ紫煙さえ・・今は懐かしい
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ジャズ・・特にピアノ・トリオは
コンサート・ホールよりライブがいい
酒と煙草に燻されて・・
人生の深い哀しみさえも
鈍い光りに浮き彫りにされる
アクースティックなベースのあめ色のように・・
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「陶芸家さんなんですって・・?」「私も好きでね・・・」
店内には・・オーナーの趣味とみえて
そここに置かれた焼き物に混じって
魯山人や加守田章二の本があったりする

「あぁ~~あなたの作品見てますよ
あの波の紋様のね・・」
思いがけない出会いになった
ひとのつながりは・・
またこうして広がるのかもしれない
by kamadatetsuya1017 | 2007-08-12 09:35 |

廊下で・・

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病院の廊下を・・・毎日
何度となく歩いて行ったり来たり
歩くことが・・復活への兆し
そう思ったから・・

気忙しげに行き来するナースたち
しばしばすれ違うけど
大抵は・・目を合わせることもない

忙しいから・・?
余計な用事を頼まれたくないから・・?
私の受けもちじゃないから・・?
それとも・・私が嫌いだから・・?

『クウェーカー教徒の結婚式って知ってる?
カップルはね・・教会に集まった人々の前で
じっと・・お互いに見つめあうんだ
随分と長いこと・・それだけ
信じあうこころが生まれるんだって・・』

確か映画の中の台詞

目を合わせること・・
できれば長くじっと見つめること・・
信頼が生まれるのは・・目だ

入院患者にとって
一番大事なものは・・注射でも薬でもない
スタッフに寄せる『信頼』だと思うんだけど..
目を合わせさえすれば
多分生まれるだろう『信頼』なのに・・

廊下を歩いていて・・それを一番感じたな

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by kamadatetsuya1017 | 2007-08-05 21:44 | 未分類