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クロちゃんちの庭

『今日・・東京大丸ミュージアムでの日本陶芸展が終りました
来月は・・大阪で展示されますが
最終日の今日・・・
あの大皿・・売約になりました

三越での大鉢とともに
二枚ともお買い上げいただいたことになり
作品がそれなりに評価されたことは
とっても嬉しいことです
何よりの励みになります・・感謝です』


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クロちゃん夫婦が・・
展覧会にきてくれた
クロちゃんは大工
30年来の親友である
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クロちゃんのかぁちゃんは
花を育て・・野菜を育てるのが好き
ついでに比内鶏まで飼ってる
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チューリップがきれいに咲いた・・って
展覧会でそう言ってたから・・昨日訪ねた
確かに咲いていた・・きれいだ
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隣りで花大根も咲いていた
クロちゃんちの庭らしい
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日づけの入った比内鶏の卵と
畑でとれた白菜の漬けもの・・
おまけに自家製キムチまでもらった
これが美味いのだ・・いい朝だった


てつ56・・more(74/569)

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by kamadatetsuya1017 | 2007-04-22 00:20 |

贅沢な春

売れちゃいました~~!
「三越で君の鉢を見たが・・
私のすぐ前にいた外国のひとが
あの鉢を・・買う話してたよ・・・」

昨晩・・友人から・・そうメールが入った
今日・・大丸の帰りがけ・・三越に寄った
係りに聞いたら・・メールの通りだった
個人情報の関係で・・
お買い上げの客の承諾なしには
作家といえども・・
どなたかを知ることはできない

しかし・・
作品だけが間にあって
誰が作ったかと無縁に
大きな鉢を買ってくださる
それも外国の方・・

何もわかってないけれど
うれしいな・・としみじみ感じる
あの大鉢は・・
もう私の目に触れることなく
いずこかへ旅立つわけだ

初めてというわけではないが
やっぱりそれなりに感慨深いものもある」4/13
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一昨日の10日から
日本橋の三越で『第47回伝統工芸新作展』が始まり
今日からは・・
東京駅の大丸ミュージアムで『第19回日本陶芸展』もスタートした
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そのどちらにも入選できて
何とも贅沢な春になった
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およそ陶芸の道を志す者ならば
どういう生き方をするにせよ
一度は・・この展覧会への出品と入選を夢見るはずだ
「三越デビュー」・・と
おどけてみても・・ほんとは嬉しいのだ
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去年まで・・ここに並ぶ作品を鑑賞するひとりだったが
今年は・・こうして晴れがましく展示されている
初入選の新鮮な気分は・・
次の挑戦への大きな弾みのように思える
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「展覧会で・お前の皿・・・見たよ
知ってか知らずか・・あのモチーフはさ
フラクタル幾何学そのものなんだよ・・・」
6年前・・初めて波状紋大皿が入選したときのことだった

浅学非才の身なれば・・
せいぜいユークリッド幾何学しか知らない私だから
??だったが
それを教えてくれたのが
中学高校時代の同級生三井教授だった

造形に深くかかわる幾何学らしい・・
ここで上手く説明できるはずもなく
ただ私の作品が展示されてるすぐそばの売店に
彼の著書が置かれてたのも縁だと思うのだ

「形の美とは何か」
陶芸家にとっては・・永遠の課題である
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今日の午後・・日本陶芸展の受賞懇親会があった
こちらは4回目の入選
多少雰囲気もわかっていて・・
何人かの方と久しぶりの再会を果たした
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ビエンナーレというのは・・隔年開催ということ
前回は2年前だったというわけだ
出品準備に2年使えるというのは
進歩を促す意味ではありがたいのだが
その分・・前回の勢いのままに進むわけにはゆかない
油断は・・直ちに置き去りにされる
そういう意味では・・厳しい審査である
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鑑賞者の多くは・・陶芸をするひとでもある
何かヒントを得ようと・・
鋭い目を感じることも多い

プロが開発してゆく新しい技法が
陶芸の裾野を広げてゆく
伝統文化の伝承には・・
広大な沃野がなければならない
入選して展示されるというのは・・
そういうことなのだ

てつ56・・more(73/569)

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by kamadatetsuya1017 | 2007-04-13 00:08 | 陶芸

フェレイローラ村の画伯

                                      紙面写真は「ソトコト」5月号から
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この春最後の個展は・・                                  
5月の上旬・・広島で終わるらしい
終れば・・またスペインに戻るのだが
その間に・・
南総にある彼のもうひとつのアトリエを訪ねる約束をした
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「ソトコト」って月刊誌に・・
絵じゃなくてさ・・スローフードがテーマで
取材があったんだぁ・・
ついでに読んでみて・・!

中学高校時代を一緒に育った同級生の石井崇画伯
彼のメールにそうあったから
買って読んだ
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彼は・・東京藝術大学卒業のアーティスト
今流に言えば・・セレブな画家
でも・・
彼が出たのは絵画科ではなくて工芸科
だから・・今でも陶芸窯ももっている
卒後しばらくは広告代理店勤務もしたが
彼が本当にやりたかったのは
スペインを描くことだったようだ

自伝を読むと面白い
スペインに渡ったものの・・絵で食えるまで
テキヤもどきをして・・かの地を放浪した
セレブっぽさがないのが魅力的だ
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今では・・シェラネバダ山麓に
素敵なアトリエとゲストハウスをもっている
アーティストとしての出自もさることながら
今手にしているライフスタイルにこそ
洗練された人間の魅力が溢れている
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描いては・・飲み
飲んでは・・食う
彼の持論である「情景画」には
ひとの営みがなければならない
食は・・まさに営み
彼にとっては欠かせない画材なのだろう
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飛行機嫌いの私には
スペインまでの長時間飛行は嬉しくない
だから1970年を最後に
ヨーロッパまで飛んだことはない

彼のゲストハウスを訪ねてみたい思いも
だからもうひとつ前向きになれないのだ
南総のアトリエで・・これならドライブで行けるから・・



番外編たかし56・・more(72/569)

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by kamadatetsuya1017 | 2007-04-08 20:47 |

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この一週間・・
陶芸家には・・こんな日もあった
だから花見どころじゃなかったんだけど・・
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我が家から歩いて5分ほどのところに
伊藤左千夫の「野菊の墓」を記念した公園がある
政夫と民子の切ない恋物語
矢切の渡し・・がその舞台なのだ
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小さな公園に人は少ないが
この季節・・
政夫と民子が淡く咲いて・・儚く散ってゆく
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ちょっとだけ・・息抜きに歩いた朝だった

てつ56・・more(71/569)

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by kamadatetsuya1017 | 2007-04-05 23:41 |