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花水木

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ポトマックに桜が咲いて 日比谷に花水木が咲いた・・100年も前のことだ。
かの国では「ドッグウッド」、犬のノミ取りに利くからだとか。
誰がつけたか「花水木」、実に清楚な花名ではないか。

しかし、この花(正確には花ではないが)実に三枚目な仕種をする。
花弁にみえる葉がつぼみを包んで、まるで茶巾のように頭の上で手を結んでいる。この愛嬌が・・名前に似ず愛くるしいのだ。

ちょっと不思議なのは、季語にこの花が見当たらない。水木でもないのだ。何故だろう?
by kamadatetsuya1017 | 2005-04-27 22:29 |

朝顔

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季節はずれの朝顔・・これは去年の夏 近所のお風呂やさんの軒先に咲いていたもの。毎年のように鮮やかに咲いて・・私を刺激するのです。

というのは、この青・・どうにかして波状紋の大皿に映すことはできないかな・・と。
なんともいえない品の良い青・・・到底レシピすることが出来そうにないほどこころに沁みます。

九谷に徳田八十吉さんという人間国宝の陶芸家がいます。
今 この青を表現できるとすればこのひとだけかもしれません。

朝顔が中国から日本に運ばれて1200年、最初の花はこの青だったようです。
by kamadatetsuya1017 | 2005-04-26 23:55 |

鬱金桜

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うこんのさくら・・って、桜は左近、右近は橘じゃなかったっけ?
それに、あのカレーの黄色の鬱金にこんな花が咲いたっけ?紛らわしい桜だ。
植木屋の染井さんのお陰で、桜といえば染井吉野とばっかり思っちゃう昨今、この鬱金、結構由緒ある桜なのだそうな。

写真でもわかるように僅かに黄緑色をしてる。そこらへんがしょうがの鬱金に似ていてこの名がついたとか。
散り際の潔さは白でなくちゃ・・が染井さんが売れっ子になった理由のひとつ。黄緑は嫌われたのかも・・。

昨日チャリ散歩した水元公園にひっそりと咲いていました。
純白のウェディング・ドレスは初婚だけで、再婚は色つきドレスを着るのが慣習・・そんなこと思い出しちゃった。

でも、だた真っ白な染井さんよりこっちのほうが味わい深いな・・・。
by kamadatetsuya1017 | 2005-04-25 18:29 |

チューリップ

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在日世界各国の大使館は、その国のナショナル・デーには様々な趣向を凝らしてパーティーを開くのが普通だ。かつてそうした幾つかのパーティーに招かれた時代があった。

圧巻はオランダ大使館だった。季節は丁度今頃。
庭園は言うまでもなく、館内は本国から空輸された無数のチューリップの切花で埋まった。
その華麗な美しさは目を見張るものだった。

中央アジアで発芽したチューリップ、やがて欧州の宮廷を彩る花になった。
徳川家康が幕府を開いた頃、オランダではチューリップは熱狂的な投機の対象だったとか・・。
この花の絢爛として燃えるような色彩がひとの心を惑わせたのかも知れない。
無理もない、誰だってこの花の妖艶な姿と色合いに思わず見とれてしまう。
by kamadatetsuya1017 | 2005-04-24 15:37 |

雪柳

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春になればいやでも目につく雪柳・・小米花ともいうらしい。
まるでねずみ花火のように行方定めず奔放に白い輝きを撒き散らす

月うるむ地にただようて雪柳 石原八束

背丈の低い木だから 足元でじゃれる悪戯っ子のようだが、近づいてみると繊細、端正な花弁に驚きもする。バラ科、出自の良い花なのだ。 
by kamadatetsuya1017 | 2005-04-24 00:14 |

最初の一枚を・・・山吹

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「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ哀しき」

雨宿りを請うた道灌に「蓑ひとつだになきぞ・・」とせつなさを訴えた娘のこころ・・手にした山吹の花は・・・雨に打たれて鮮やかに色づいていたのだろうか。

上野から谷中の墓地を抜けた日暮里に道灌山がある。道灌ゆかりの地である。私の母校はその丘の上にある。
男ばかりで育った六年、道灌並みにおんな心のわからぬバンカラな母校だったような・・。
by kamadatetsuya1017 | 2005-04-22 12:01 |