第20回 日本陶芸展・・

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夕方の7時少し前・・コイン・パーキングに車を停めた
7時から会合があるのだが
展覧会の入落を知らせる電話の開始も7時なのだ
じっと・・待った
こういう時の時計の針は・・老人の杖のようにゆっくりである

6時58分・・しびれをきらしてダイヤルボタンを押した
「まだ・・だめでしょうか・・?」・・意外にも
「どうぞ・・!」
「1○9○番の・・△▲▽▼ですけど・・」

「・・・・・・・」
多分ほんの数秒だが・・これが長い
「あっ・・おめでとうございます・・入選です!!」

途端に空腹に気づいた・・会合には確か夕食がでる
「急がなきゃぁ~~!」だった

第16回 17回 18回 19回と・・続いた連続入選
5打席目がヒットになる可能性は・・どれくらいだろうか?
算数苦手には不向きだが・・簡単ではなさそうなくらい分る

従来と似たような経緯なら・・
1、000人が応募して・・生き残れるのは180人そこそこ
簡単なわけがない・・新顔が混じってきてるというが
それでも・・この業界では名の通った作家が目白押しである

よくもまぁ・・生き抜いてこられたものだ
5回・・8年が流れた
随分長い時間のようでもあり・・短かったようでもある

このレベルの展覧会では・・
自分で自分の作品に・・わずかでも不満が残ったら
大抵は・・選外である

通る・・通らないはともかく
今の自分にはこれ以上は無理だ・・
そういう意味でのベスト・ワンでなければ
到底勝てないと思うべきなのだ

おまけに・・今回の応募
「第20回日本陶芸展への道・・脱サラ陶芸家の公募展挑戦記」と題して
陶芸の月刊専門誌が・・密着取材している
連載で・・結果まで追うというのが企画趣旨

アマチュア陶芸家への応援歌・・
「あなたにも・・デ・キ・ル!」がメッセージだとすれば
やっぱり選外でより・・入選のほうが効果的なのは言うまでもない

今朝からやや食欲をなくしていたのは・・
引き受けたときより・・今頃になって
選外のプレッシャーが押し寄せてきたのかもしれない

雲は・・晴れた
あとは編集者の筆力まかせ・・
久しぶりの仲間の集まりでたらふく食べた

「糸抜き波状紋大鉢」・・写真はあるが
今は掲載できない・・展覧会の展示が優先である

全ては・・幸運にも良い方向に向かったが
嘘はつけないから・・正直に・・
第三部に提出した「黒天目鍔広組鉢 六客」は・・
・・選外だった・・

これをいち早く引き取らせるために・・
搬入してわずか三日で・・
入落を電話で知らせる仕組みになっているのだ

欲張るつもりは微塵もない
ただひとつ・・糸抜き波状紋大鉢・・が通った
それで・・いい

昨日・・ちょっとした不注意で転んで捻挫した
嫌な予感がしたが・・何事もなく
滑った・・転んだ・・で選外の憂目に会わずに済んだ
by kamadatetsuya1017 | 2009-02-02 23:10 | 陶芸
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