ウィンストン・チャーチル

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ネットでウロウロしていたら・・こんな言葉を発見した
『・・過去を遠くまで振り返ることができれば、未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう・・』
ウィンストン・チャーチルの言葉だそうだ

言い換えれば・・
「昨日のことしか振り返ることのできない人には・・精々明日のことしか見えないだろう」・・でもある
考えてみれば・・賢さとは
知っている知識の量ではない・・想像できる範囲の広さのことだ
洞察 慧眼・・いずれも量ではなく・・質を表す言葉だ
つまり・・知識は昨日であり・・想像は明日
昨日を明日に変える力・・過去を未来に活かす力
それが賢さだと・・私は思う

だから・・
知識の量をもって秀才としようとした教育の本質的な間違いは
その知識が・・想像の深さを育むためのものだと・・教えなかったことだ

折角遠くまで振り返る知識を持ちながら・・
精々明日のことしか考えられない貧弱な想像力
この矛盾に満ちた半熟卵たちが取り仕切る現代社会

たった3年前に終わったばかりの小泉イズムの壁さえ乗り越えられない・・政治家たち
自らの無能を隠蔽するために・・簡単に人を切れる仕掛けに奔走した・・経営者たち
国家百年の計とは・・自ら栄華を極める手順だと信じて疑わない・・官僚たち

人類千年の歴史を紐解けば・・国家の指導者たるべき者には・・
犯すべからざるタブーがあって・・
犯せば死をもって償うほどの不名誉なことである

チャーチルの言葉にこんなのもあった
『金を失うことは小さく失うことだ・・名誉を失うことは大きく失うこと・・しかし勇気を失うことは全てを失うことだ』

指導者としてのタブーを破ったと思うのは・・
権力を手放すことを受け入れる勇気を真っ先に失い 
自らの立場を汚す不名誉にうごめき・・
そのくせ・・
密かに金だけはなんとかしたい・・と暗躍するおぞましさ
政治家に限ったことでない・・経営者も官僚も似たようなものだ

チャーチルの警鐘に・・身を正すのも勇気だが
期待するのも無理なのだろうか
誰とは言わないが・・
多勢の指導者たちの猛省なくしてこの国に将来はない

ついでに書けば
『その国の高齢者の状態を見ると、その国の文化の状況がわかる 』
これもチャーチルの言葉とある
老人をどう遇するか・・国にも礼節は必要だと説いている

この国の文化に不安を抱く老人たち・・
皮肉にも・・日に日に数は増えてゆく
世界に冠たる「長寿の国」ではあっても
世界に冠たる「文化の国」ではないようだ

真夏にうそ寒い話ではないか・・・
by kamadatetsuya1017 | 2009-08-02 00:11 |
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